2013年3月2日土曜日
アニメレビュー「よくわかる現代魔法」
今回の紹介は「よくわかる現代魔法」です。
・概要
桜坂洋によるライトノベルを元にしたアニメーション作品。
2009年の制作アニメでBlu-RayとDVDで発売、バンダイチャンネルでの配信も有り。
タイトルはFOM出版のPC解説書「よくわかるWindows」等のオマージュと思われます。
原作は未完であり2009年3月から続刊がない状態。
続報等ないがアニメでは一応エピソードの途中で投げ出すことはない。
・第一話の流れは
まず最初に重要な案件をひとつ。この作品はなぜか不必要に時系列の入れ替えを行っており
主人公の生い立ちすら説明しない状態で話が進みます。
原作を読んでいると理解できますが初見ではサッパリ、オススメできない作品になってしまいますが
それはもったいない
1話から見たい人はこの項をすっ飛ばしてオススメポイントだけを見ていただけると幸い。
以下白背景に白文字。モバイルの人はごめんなさい。
オススメは2話から見て4話の後に1話を見てあとは5話から最後までです。
2話の流れ
主人公「森下こよみ」は運動も勉強もダメで自分に自信のない高校生。
ある日自宅で見つけた魔法学校のチラシを見つけこれなら自分でもできる、自分を変えたいと思い
チラシの住所を尋ね現代魔法使い「姉原美鎖」に出会いう、しかし魔法学校のチラシはは曽祖父の時代の物であり
現在は学校ではなくただの住居となっていたのである。
魔法学校が既にない事を知りショックを受ける
魔法という物をまったく理解していないこよみに美鎖は現代魔法を見せようとした所、
トラブルによりデーモンが召喚され二人は襲われてしまう。
現代魔法使いである美鎖これをあっさり撃退したがこの時こよみは一般人には視覚出来ない筈の
デーモンを正確に視ることが出来ると言う事をきっかけに魔法の才能があることがわかり美鎖を師事するようになる。
この二人に正統派魔法使い一ノ瀬弓子クリスティーナ(銀髪)とこよみの同級生でプログラムに詳しい坂崎嘉穂(一般人)の4人が
魔法の絡む事件に巻き込まれてゆくお話。
・ここがオススメ
登場人物が魅力的でステレオタイプではあるが十分キャラクターが立っていると思う。
現代魔法を真正面から描こうとした作品であり下手な小細工がないところが良い。
また、プログラム等の知識がなくてもわかりやすく解説されるためある程度理解できるようになっている。
若干不安定だが安定した作画。HD制作であり線が綺麗。背景もそれなりに頑張っている。
主役クラスの声優は野中藍と生天目仁美の磐石の構え、特に主人公の野中さんはキャラにとても合っていると思う。
・まとめ
時系列の変更を除けばまともなアニメ作品だと思われ。
失礼な言い方すが量産されたラノベアニメの走りではマトモに見れる質を持ってる。
無意味な時系列の改変に低評価の理由はある。ちなみに私は涼宮ハルヒすら時系列で見た方が面白いと思う人間なので
好みの差といえばそこまでかもしれませんが5話までひっぱるのはさすがに無い。
しかし未完成故に謎に対する説明がなく投げっぱなしなのは残念でならない。
まああんな理由じゃね?っと脳内保管できる人向け。
ラベル:
おぱんつ,
ジャンル:ファンタジー,
投稿者:さとり3,
年代:2009年
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